近いうちに個人事業主になろうと思う。

私はいま、派遣で医療機器メーカーに勤めています。
仕事は、大変だけれどもやりがいもあって上司からの信頼も厚く(自分で言うなっ!)給料もわりといい額をいただけているし、人間関係も良好で何も不満はないのだけれど、組織に所属していることが窮屈に思えるようになってきました。

医療機器の規制

製造業に求められる、品質を守る組織の「しくみ」をQMS(Quality Management System)といいます。医療機器メーカーに求められるQMSは、規制でがんじがらめになっているイメージを抱く方も多いのではないかと思いますが、実は意外とそうでもないんですよね。比較的メーカーの裁量に任されていて、法律なども幅を持たせてあるといいます。規制がゆるいわけではなく、品質を守るために自分たちが守るべき「しくみ」を、自分たちで作って守る、積極的かつ自主的なQMSが重要視されています。

私はこの考え方をとてもいいなぁと思っています。その意図をうまく汲んで「しくみ」を作れば、メーカーとしてよいアドバンテージになり得ます。

自助努力

この医療機器の品質を守る「しくみ」についての考え方は、医療機器メーカーに限らず他の組織、いやいや個人に置き換えても、すごく大事な考え方だと思うんですよね。
会社員は常に所属している会社に守られています。派遣も、雇用は不安定だけれど派遣会社に守られているという点においては社員と同じ。会社勤めが長くなるとついついそれを忘れがちで、もしかするとはじめから意識したこともない人もいるかもしれないけれど、それは忘れてはいけないことだと私は思うのです。そうやって守ってくれている会社に対する「恩」という意味も含めて、自分自身の品質を守る(高める)努力を怠ってはいけないと思うのです。

でもどうでしょう。そうやって自助努力を怠らない会社勤めの人はどれくらいいるでしょうか。

きっかけは自転車保険の強制加入

私の勤務先の会社は自転車やバイクでの通勤は許可制です。私も自転車通勤を申請し許可されています。先日、その自転車・バイク通勤許可者に対し、万一事故に遭った時のための賠償保険に加入することを必須条件とする通知が総務課から来ました。加入している保険会社と保険期間、保険番号、万一の時の最大賠償金額を書いて提出するようにとのこと。派遣や構内請負の人も含め従業員全員が対象です。

最近は自転車の事故も多いし、被害者になることを想定して保険に入っている人は多いでしょうが、加害者になってしまうことはあまり想定されていないことも事実。それを考えると、確かに会社の言うことは間違っていないというか、従業員のことを考えてくれていると言えるかもしれない。

でもちょっと行き過ぎだと思いませんか?自己責任ではいけないのでしょうか。
みんな大人なのだから。社員ならともかく、派遣や構内請負の人までも強制する必要がありますか?保険に入るには少額とはいえお金もかかります。自動車保険に加入している人はそれでカバーできることもあるみたいだけど、私は車は運転しないし、新たに自転車の賠償保険に加入することになります。

私は自転車で事故を起こさない自信はあるけれど、絶対起こさないという保証はどこにもないので、入っておくことに越したことはないのでしょうが、それを勤務先の会社から強制されることに違和感を感じました。保険会社や保険番号まで会社に届けないといけないなんて・・・。そんなことまで管理されるなんて・・・。

会社側の発想としてこれが一般的で普通の考え方なのかもしれませんが、これが大きなきっかけとなり、個人事業主になる道を具体的に考え始めました。

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